不動産を購入したいという方からの相談は、実は結構多いものです。
初めての不動産を買う場合に苦労をするというお話をよく聞きますがそれはなぜでしょうか?
なかなか物件の購入にたどり着けない方に共通していることが1つあります!
「良い物件があったら教えてください!」って言ってませんか?
これ私のことだ!と思われる方が多いのでないでしょうか?
そんな私も1つ目の物件を手に入れるまでにかなり時間がかかりました。
まったく良い物件が見つからない・・・。
不動産は1000個に3個と呼ばれるように買うまでに至るような物件は0.3%しかないと言われています。
もちろんこれは不動産業界のことわざみたいなものですが経験則では的を得ていると感じます。
良い物件というのはそれぞれの主観によって異なるのが、金額とタイミングが合えばどんな物件でも売れてしまいます。
この良い物件を見つけきれないという現実は自分が言っていた言葉が引き起こしていたことに気づくまで恥ずかしながら2年ほどかかってしまいました。
では、なぜ良い物件が見つからなかったのか?それは!
私の使っていた「良い物件があったら教えてください!」でした!
そう!この言葉を無意識に多用していたんです。

なぜ「良い物件があったら教えてください!」がダメなのか?
前述の通り、良い物件というのは人によってまったく異なります。
あなたにとっての良い物件と他の人にとっての良い物件というのは一緒ではないのです。
だからこそ、いろんな物件があっても時間をかければよっぽどの物件でない限り売買されるわけです。
土地、マンション、戸建て、投資なのか、金額はいくらで、エリアはどこらへんか、駐車場は必要か?このような、よく不動産屋さんやネット上で会員登録の際に見るような簡単なアンケートでさえも、まだまだ自分にとっての良い物件を提案してくれるほど情報が十分ではありません。
これくらいの条件はあくまでも最低限の情報なのです。
仮に、たまたま紹介を受けた物件が自分の求めていた物件で「買います!」となっても、融資が下りるのかどうかもわかりませんよね。
こうなるとそのお客に使った時間は無駄になってしまいます。
だったら、他の人に紹介しておけばよかったなと思われてしまうはす。
不動産を買うために重要なことは、この物件だったら買います!買えます(キャッシュで用意できます)!というとにかく具体的な情報を不動産屋さんの担当者にお伝えすることです!
物件を全然紹介してくれないなー。と待っていると私のように2年なんてあっという間に経ってしまいますよ。
「具体的にどんな物件が自分にとっての良い物件か!」を常に考えて、どれくらいの金額までは自由に動かせて、あとは融資をもらわないと動けないのかの判断ができるようにならないといけません。
まとめ
不動産屋さんの営業マンは経験を積んでいくと、固定のオーナーさんとの繋がりが徐々に増えていきます。
まず知り合うことが一番大事なことですが、知り合ったあとに物件の取引をして、お互いにどんな物件の仕入れが得意で、どんな物件を購入したいのかという理解を深めていかないといけません。
この人ならこの物件に興味をもってもらえるな!と営業マンの頭に浮かぶようになれば一気に不動産オーナーへ近づくことでしょう。
コメントを残す